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淄博 シハク

世界大百科事典 第2版の解説

しはく【淄博 Zī bó】

中国,山東省中部の市。省直轄市。高青,恒台,沂源の3県を含めて市域は5942km2(うち市区2914km2)。人口は391万(うち市区は254万)(1994)。もともとこの市域は,淄川県,博山県,臨淄県などの地であったが,1945年,日本軍の占領が終わると,炭田のある工業地区として発達していた淄川,博山の両鉱区を合して淄博特区がつくられた。さらに49年,淄博工鉱特区とされ,50年,市に移行。続いて55‐69年にかけて,張博市,淄川県,博山県,臨淄県も併合され,広大な市区が誕生した。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

しはく【淄博】

中国、山東省中部の都市。南に博山炭田、北に勝利油田をひかえ、金属・陶磁器・電機などの工業が発達。ツーポー。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


しはく / ツーポー

中国、山東(さんとう)省中部、魯山(ろざん)の北麓にある工業都市。地級市であり、5市轄区、3県を管轄する(2016年時点)。1945年に(しせん)、博山(はくさん)両鉱区が合併し、1955年に市制が敷かれた。人口428万(2014)。膠済(こうさい)線(青島(チンタオ)―済南(さいなん))、博山線(張店(ちょうてん)―博山)が交わり、沿線に市街区が広がる。川、博山に大きな炭田があり、19世紀末のドイツによる膠州湾租借後、本格的に採炭が開始された。石炭のほか、ボーキサイト、石灰石などの鉱山、高青(こうせい)油田や金家油田をはじめとする油田、ガス田もある。隋(ずい)代に始まる博山の陶磁器、ガラスは特産である。市東部の臨(りんし)区には、春秋戦国時代に斉(せい)国の都が置かれた。[駒井正一・編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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