人形浄瑠璃(じょうるり)、歌舞伎(かぶき)脚本の一題材。清水(きよみず)寺の清玄法師が美しい桜姫に恋して破戒のすえに殺され、その執念が長く姫に付きまとうというのが大筋。典拠になった史実、伝説は未詳だが、『太平記』中の志賀寺の上人(しょうにん)の話を脚色したものらしい。古くは土佐浄瑠璃の『一心二河白道(いっしんにがびゃくどう)』があり、歌舞伎では延宝(えんぽう)年間(1673~81)から演じられたという。現在上演されるものは多くの作が混合してできあがった台本で、書替え物に4世鶴屋南北(つるやなんぼく)作の『桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)』『隅田川花御所染(すみだがわはなのごしょぞめ)(女清玄)』があり、また人名を変えた『岩倉宗玄(いわくらそうげん)』などがある。
[松井俊諭]
出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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