漢拏山(読み)かんださん

日本大百科全書(ニッポニカ)「漢拏山」の解説

漢拏山
かんださん / ハルラサン

韓国(大韓民国)の南端、済州島(さいしゅうとう/チェジュド)の中央にそびえる火山。標高1950メートル。新生代第三紀に粗面岩が噴出し、トロイデ型の山体をなしたのち、第四紀に流動性が大きい玄武岩が広範囲に噴出して、全体的にアスピーテ型山体をなした。しかし頂上部分はトロイデ型を残している。山頂には火口湖である白鹿潭(はくがたん)がある。山麓(さんろく)部には360余個の寄生火山があり、海岸から頂上まで植物の垂直分布がよく現れている。

[森 聖雨]

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百科事典マイペディア「漢拏山」の解説

漢拏山【かんなさん】

韓国,済州島中央にそびえる(たて)状火山。標高1950m。韓国の最高峰。頂上には径約600mの火口湖白鹿潭がある。第三紀末の粗面岩層と第四紀初めの粗面安山岩および玄武岩層からなり,大小360余の寄生火山をもつ。山中には1800余種の植物の垂直分布が顕著である。一帯は国立公園に指定されている。
→関連項目済州島

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精選版 日本国語大辞典「漢拏山」の解説

かんら‐さん【漢拏山】

朝鮮半島南部、済州島中央部の主峰。標高一九五二メートル。朝鮮語ではハルラサン

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デジタル大辞泉「漢拏山」の解説

ハルラ‐サン【漢拏山】

大韓民国、済州島中央部のアスピーテ型火山。標高1950メートル。かんらさん。

かんら‐さん【漢拏山】

ハルラサン

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世界大百科事典 第2版「漢拏山」の解説

かんなさん【漢拏山 Halla‐san】

韓国最南端,済州島の主峰。標高1950m。粗面岩からなる鐘状火山をその上に噴出した玄武岩が楯状火山に変化させたもので,現在は死火山である。頂上には白鹿潭という火口湖があり,山麓には360余の寄生火山が分布している。海岸までせり出した溶岩流は万丈や挟戈(きようか)窟などの溶岩窟を形成し,済州島の始祖神話である三姓穴神話や蛇神の説話を有する特異な景観を示している。また柱状節理に沿った海食崖は天池淵,天帝淵などの海岸瀑布となっている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「漢拏山」の解説

漢拏山
かんださん

ハルラ(漢拏)山」のページをご覧ください。

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