デジタル大辞泉
                            「火映」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    か‐えいクヮ‥【火映】
        
              
                        - 〘 名詞 〙 火山の火口内で燃焼している火山ガスや赤熱の溶岩などが、噴煙や雲にうつって明るくみえる現象。伊豆大島ではこれを御神火(ごじんか)という。
 
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    火映 (かえい)
volcanic red glow
        
              
                        火口中の火道上部に比較的高温のマグマまたは高温のガスが存在するとき,その上部に水蒸気や噴気があると,ふもとから見て火口直上が夜間,赤く映える現象をいう。噴気が少ないか,温度がやや低い場合には目には見えないが,長時間露出の写真にはよく写る場合がある。浅間山では,1973年2月の噴火の数日前から夜間に火映が見られた。これは火道にマグマまたは高温のガスが上昇してきたことを意味している。
執筆者:下鶴 大輔
 
    
        
    出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
	
    
  
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                    火映
かえい
        
              
                        夜間、火山上空の雲や噴煙が、火口内の赤熱溶岩や火炎、それに赤熱溶岩流などに映え、明るく赤く染まって見える現象。噴火中ないし活動期の火山で見られ、火山活動監視上の赤信号である。1973年(昭和48)の浅間山噴火に先だち、軽井沢測候所は、火映と火山性地震の発現状況から臨時火山情報を出し、防災の実をあげた。伊豆大島で御神火(ごじんか)とよばれる現象は、たいてい、火口内に露頭した赤熱溶岩による火映である。
[諏訪 彰]
                                                          
     
    
        
    出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
	
    
  
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