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灰簾石 カイレンセキ

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デジタル大辞泉の解説

かいれん‐せき〔クワイレン‐〕【灰×簾石】

カルシウムアルミニウムなどを含む複雑な含水珪酸塩鉱物(けいさんえんこうぶつ)緑簾石(りょくれんせき)の仲間で、結晶片岩に柱状結晶として存在する。斜方晶系バナジウムを含む青紫色で透明なものはタンザナイトとよばれ、宝石となる。ゾイサイト。黝簾石(ゆうれんせき)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

灰簾石
かいれんせき
zoisite

単斜灰簾石と同質異像の関係にある鉱物で、緑簾石の仲間。肉眼的に単斜灰簾石と区別できない。結晶片岩中の副成分鉱物として、また柱状結晶が集合して脈や塊をなして産する。しばしば結晶片岩や片麻岩中に含まれる石灰岩を交代するスカルン中にも産する。マンガン分に富み桃色をするものは桃簾(とうれん)石thuliteの別名がある。バナジウムを含んだ青紫色透明な灰簾石は研磨されて宝石となり、タンザナイトtanzaniteとよばれる。英名は、この鉱物の最初の記載者A・G・ウェルナーに本鉱を提供したオーストリアの貴族エーデルシュタイン男爵ゾイス(ツォイス)Baron Sigismund Zois von Edelstein(1747―1819)にちなんで命名された。[松原 聰]

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