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煙台 エンタイ

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デジタル大辞泉の解説

えんたい【煙台】

中国山東省、山東半島北部の港湾都市。渤海(ぼっかい)湾に臨み、明代に倭寇(わこう)来襲を知らせるのろし台が建てられた。ぶどう酒を産する。旧称、芝罘(チーフー)。イエンタイ

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大辞林 第三版の解説

えんたい【煙台】

中国、山東半島北部の渤海ぼつかいに臨む港湾都市。漁業基地。明代、倭寇わこうに備えてのろし台が設けられた。イエンタイ。旧称、チーフー(芝罘)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

煙台
えんだい / イエンタイ

中国、山東(さんとう/シャントン)省東部、山東半島北東の市。煙台の名は、明(みん)代に倭寇(わこう)来襲を知らせるために建てられたのろし台に由来する。1938年に市となった。渤海(ぼっかい/ポーハイ)湾の入口にあり、黄海(こうかい/ホワンハイ)に臨み、北は遼東(りょうとう/リヤオトン)半島と対面している。また、芝罘(チーフ)半島と(こうとう)島とが取り囲んでいるため、山東半島屈指の良港をなし、漁業基地として発展している。
 もとは地元の一漁港にすぎなかったが、1858年の天津(てんしん)条約によって、のちに青島(チンタオ)、大連(だいれん/ターリエン)が開港されるまで、外国貿易港として山東唯一の門戸を開いた。陸路では膠済(こうさい)鉄道の藍村(らんそん)から藍煙線が通じている。工作機械付属品、トラクター部品工場などがあり、また国営の水産加工コンビナートは、渤海湾から水揚げされる水産品を一貫加工・処理している。清(しん)代光緒(こうしょ)年間(1875~1909)に建てられた張裕(ちょうゆう)醸酒公司(コンス)以来のぶどう醸酒工場の赤ぶどう酒は、全国的名酒として知られている。煙台リンゴは特産である。[駒井正一]

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