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牛鬼 ウシオニ

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デジタル大辞泉の解説

うし‐おに【牛鬼】

牛の形をした妖怪。また、地獄の獄卒である牛頭(ごず)。
愛媛県宇和島市秋祭りに出る真っ赤で長大な牛の作りもの。また、それをまねて作った玩具。

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大辞林 第三版の解説

うしおに【牛鬼】

地獄の獄卒である牛頭ごずのこと。 「 -。いかり、名よりも見るはおそろし/枕草子 153
牛の頭をした妖怪。 「忽に長二丈許なる-と成つて/太平記 32

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

牛鬼
うしおに

南伊予(みなみいよ)の祭礼に出る練り物の一種。ウショウニンともブーヤレともいわれ、多くは秋の祭礼に愛媛県宇和地方の名物として、怪奇ないでたちで街を練り歩いている。長い首の上に牛のような角を生やした鬼の頭を据え、割り竹で編んだ長さ5、6メートルの胴体に、剣をかたどった尾がついている。全身をシュロの毛か赤布で覆い、数十人の若者に担がれて練る。後ろから子供たちが竹法螺(たけぼら)をブーブー鳴らしながら行く。悪魔払いに、戸ごとに頭首をにょきにょき動かして突っ込むが、日ごろ評判の悪い家では乱暴することもある。由来は、文禄(ぶんろく)の役(えき)(1592)に加藤清正が使用したともいわれるが、行列の先払いの獅子(しし)などと同系のものである。[萩原秀三郎]

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世界大百科事典内の牛鬼の言及

【カモシカ】より

…古くは角が薬用として,また毛皮は修験者などのしり当てとして需要が多かった。人口の多い西日本では,早くから奥地山岳に退いてその数もまれで人の目にふれる機会が乏しかったので,農民からは牛に似た怪物として牛鬼の名で恐れられた土地が多い。四国西部では,この姿をまねたとも考えられる厄払いの芸能として牛鬼を出し物とする祭儀がある。…

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