物にする(読み)モノニスル

デジタル大辞泉 「物にする」の意味・読み・例文・類語

ものに◦する

物事を完成させる。成し遂げる。また、成し遂げて自分のものにする。「作品を―◦する」「英会話を―◦する」
自分のものにする。手に入れる。「勝利を―◦する」「口説いて―◦する」
[類語](1果たす遂げる全うする成し遂げる遣り遂げるし遂げるしおおせる遣り通す遣り抜く遣ってのける仕上げる仕立て上げる作り上げる練り上げる叶える成す完遂する/(2勝ち取る勝ち得る射落とす射止める有り付くせしめる

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精選版 日本国語大辞典 「物にする」の意味・読み・例文・類語

もの【物】 に する

  1. 思い通りのものにする。意図したように事を運び、なしとげる。
    1. [初出の実例]「ぬりまはし・とふどふ物(モノ)に仕(シ)仲人」(出典:雑俳・手ひきぐさ(1824))
    2. 「責めて弟丈は物にしてやりたい気もあるので」(出典:門(1910)〈夏目漱石〉四)
  2. 目がけていた女性を手に入れる。
    1. [初出の実例]「最う大丈夫だ。到頭物にしたな」(出典:夢の女(1903)〈永井荷風〉一六)
  3. 習い覚えて役に立つようにする。習得する。「英語をものにする」

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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