狛江[市](読み)こまえ

百科事典マイペディア 「狛江[市]」の意味・わかりやすい解説

狛江[市]【こまえ】

東京都南部,多摩川北岸の市。1970年市制。多摩川をはさんで神奈川県川崎市に接する。都内の市では面積最小,全国でも3番目に小さい市。古代に帰化した高麗(こま)人が移住した地と伝え,古墳が多く和泉式の土師(はじ)器が出土する。1927年小田急電鉄の開通後住宅地として発展。さらに昭和30年代以降,本格的な宅地化が進んだ。精密機器,電気器具工場がある。6.39km2。7万8751人(2010)。

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