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献血

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

献血

1964年に制度がスタートした。輸血用に利用される血液製剤を作る全血献血と血小板や血漿(けっしょう)を採る成分献血の2種類がある。全血は200ミリリットルと400ミリリットルがあり、時間はおよそ10分ほど。成分献血は赤血球を体内に返すため体への負担は軽いが、人によっては60分ほどかかる。

(2013-11-03 朝日新聞 朝刊 大分全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

けん‐けつ【献血】

[名](スル)健康な人が、輸血を必要とする不特定多数の患者のために、自分の血液を無料で提供すること。「定期的に献血する」

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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大辞林 第三版の解説

けんけつ【献血】

( 名 ) スル
輸血用の血液を無償で提供すること。 「 -車」

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

献血
けんけつ

輸血」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

献血
けんけつ

代償を期待することなく、個人の自由意志により、輸血を必要とする不特定多数の患者のために、自己の血液を提供することをいう。献血制度は、アメリカ赤十字社第二次世界大戦中に整備された「血液の確保と供給のシステム」を活用し、ブラッドセンターblood centerとよばれる組織をつくったことに始まる。この組織は、全国的に無料で採血と供給を行うものであったが、やがて国際赤十字連盟に属する各国に広まり、世界的な献血運動を促進するきっかけとなった。
 日本における献血事業は、第二次世界大戦後、アメリカ赤十字社の援助を受けて始まった。1949年(昭和24)にはアメリカの輸血制度の研究に着手し、52年、献血を基盤とした「日本赤十字社東京血液銀行」が創設され、日本での献血事業の第一歩が踏み出された。しかし、同時期に、株式会社、法人組織による民間の血液銀行も開設され、その主流は買血によるものであった。やがて、この買血による血液の確保はさまざまな弊害(供血者の固定化、品質の低下、輸血後の血清肝炎の増加など)を生じ、社会問題となった。1964年、国は買血による体制から、献血によってすべての輸血用血液を確保する体制に切り換える旨の閣議決定を行い、献血思想の普及と献血受け入れ体制の整備を図った。これにより、献血者は急増し、73年には輸血用血液のすべてが献血によってまかなわれることとなった。
 献血をする場合には、「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」(昭和31年法律160号)の施行規則によって、その基準が定められている。年齢(16~69歳。なお65歳以上の場合は60~64歳までに献血経験のある者)、体重(男性45キログラム、女性40キログラム以上)のほか、血圧、血液比重、既往症、服薬などのさまざまな条件が設けられており、献血者の安全と輸血用血液の品質の確保に配慮がなされている。なお、献血を希望するときには、最寄りの日本赤十字社の血液センター(各都道府県に一つ以上開設されている)に相談すれば、実施場所の案内や集団での献血実施についての説明が受けられる。また、献血者全員には肝機能、コレステロール、総タンパクなど7種類の生化学検査の結果が知らされるため、健康管理の一助となる。
 献血方法は「全血献血」の「200ミリリットル献血」と「400ミリリットル献血」、「成分献血」(患者が必要とする特定の成分だけを献血し、赤血球はふたたび体内へ戻す)の「血漿(けっしょう)成分献血」「血小板成分献血」の4種類があり、採血基準もそれぞれの献血方法ごとに定められている。[古谷克己]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内の献血の言及

【血液センター】より

…しかし当時の輸血は,採血してそのまま輸血する,いわゆる枕元輸血で,検査や安全性に問題があった。第2次大戦後,日本赤十字社はアメリカ赤十字社の援助を受けて,52年4月に日本赤十字社〈血液銀行〉事業所(現在の日赤中央血液センター)を設立し,無償で血液を提供する献血を呼びかけた。しかしその1年前に設立されていた民間の商業血液銀行は,買血方式を採用して血液を買ったため,献血の推進は大変困難をきわめた。…

※「献血」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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