琳賢(読み)りんけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「琳賢」の解説

琳賢 りんけん

1074-1150 平安時代後期の僧。
承保(じょうほう)元年生まれ。真言宗華厳(けごん)をまなんだのち,高野山良禅から灌頂(かんじょう)をうける。小聖とよばれ,保延(ほうえん)5年高野山検校(けんぎょう)。堂塔をたて,経典転写と保存につとめた。久安6年8月14日死去。77歳。紀伊(きい)那賀郡(和歌山県)出身。字(あざな)は円如

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「琳賢」の意味・わかりやすい解説

琳賢
りんけん

室町時代画家,興福寺絵所芝座絵師。『東大寺大仏縁起絵巻』 (1536,東大寺) を同じく芝座の藤勝丸とともに制作。社寺縁起の最後を飾る絵巻といえるもので,南都絵仏師に独特の強烈な色彩を駆使する画風を示す。他の遺品春日大社絵馬『神馬図』 (53) など。

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