デジタル大辞泉
「煙い」の意味・読み・例文・類語
けぶ・い【▽煙い/×烟い】
[形][文]けぶ・し[ク]「けむい」に同じ。「生木がいぶって―・い」
[派生]けぶがる[動ラ五]けぶさ[名]
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
けむ・い【煙・烟】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]けむ・し 〘 形容詞ク活用 〙 - ① 煙が鼻、のど、目を刺激して息苦しい。けぶい。けむたい。
- [初出の実例]「てる日月のもうしごのことなれば、せんじゅくはんおんの、かげみにそふて、御たちあれば、そっとも、けむうはなかりけり」(出典:説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)九)
- ② 相手を敬遠したい気持である。けむたい。
- [初出の実例]「悪人は皇子が一番煙(ケム)いものですから巧妙な手段を用ゐてお二人の仲をいよいよ悪くしました」(出典:智と力兄弟の話(1920)〈青木茂〉山賊ラウと若き王子の演武場での勇しい格闘物語)
煙いの派生語
けむ‐が・る- 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
煙いの派生語
けむ‐げ- 〘 形容動詞ナリ活用 〙
煙いの派生語
けむ‐さ- 〘 名詞 〙
けぶ・い【煙・烟】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]けぶ・し 〘 形容詞ク活用 〙 煙をうけて、目や鼻が刺激されて苦しい。煙がたちこめて息苦しい。けむい。けぶたい。- [初出の実例]「そんなに薪ばかりくべて、やたら吹竹で吹ては煙(ケブ)くってならねえ」(出典:滑稽本・魂胆夢輔譚(1844‐47)初)
煙いの派生語
けぶ‐が・る- 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙
煙いの派生語
けぶ‐さ- 〘 名詞 〙
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 