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真杉静枝 ますぎ しずえ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

真杉静枝 ますぎ-しずえ

1901-1955 昭和時代の小説家。
明治34年10月3日生まれ。大阪毎日新聞の記者時代,武者小路実篤(さねあつ)の庇護をうける。昭和13年小説集「小魚の心」を発表,のち「松山氏の下駄(げた)」など私小説的な作品をかく。中村地平と一時同棲(どうせい)。17年中山義秀(ぎしゅう)と結婚し,のち離婚。戦後は「読売新聞」で身の上相談を担当,被爆少女の救護につくし話題となった。昭和30年6月29日死去。53歳。福井県出身。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

真杉静枝
ますぎしずえ
(1901―1955)

小説家。福井県出身。神官の家系に生まれ、台湾の台中高等女学校中退後、看護婦となる。結婚に破れ、大阪で自活するが、新聞記者時代に武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)の知己を得る。上京して処女作『小魚の心』(1927)を発表したのち、つまずきがちな女の生き方をつづった私小説風の作品を書き継ぐ。中村地平(ちへい)との同棲(どうせい)、中山義秀(ぎしゅう)との結婚はいずれも実らず、第二次世界大戦後には出版社の設立や被爆少女への献身などが話題になったが、不遇のうちに没した。[金井景子]
『『現代日本文学全集87』(1958・筑摩書房)』

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