石下[町](読み)いしげ

百科事典マイペディアの解説

石下[町]【いしげ】

茨城県南西部,鬼怒(きぬ)川流域低地を占める結城(ゆうき)郡の旧町。関東鉄道が通じる中心市街はかつて鬼怒川河港で,石下紬(つむぎ)の産で知られ,現在でも東京,関西へ出荷。水田が広く,野菜も多産国生長塚節(たかし)の生地。2006年1月,水海道市と合併し市制常総市となる。43.84km2。2万2065人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

いしげ【石下[町]】

茨城県西部,結城郡の町。人口2万3346(1995)。中央を鬼怒川,東縁を小貝川が南流し,東半部は低地,西半部は台地となる。中心集落の石下は近世は鬼怒川水運の河岸として栄えた。有力な地場産業である絹綿交織の石下紬は,200年ほど前に農家の副業としてはじまり,明治中ごろに工場生産が行われて生産が拡大した。農業では米作と並びスイカなどの野菜栽培が盛ん。鬼怒川西岸の国生(こつしよう)は長塚節の出身地で,小説《土》の舞台となった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android