デジタル大辞泉
                            「石南花」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    しゃく‐なぎ【石南花】
        
              
                        - 〘 名詞 〙
 - ① =しゃくなげ(石南花)①《 季語・夏 》
- [初出の実例]「先日又尺無木一本進之了、依所望進之者也」(出典:大乗院寺社雑事記‐長祿二年(1458)二月三日)
 - 「落葉松の樹はありとても 石南花(シャクナギ)の花さくとても 故郷遠き草枕 思はなにか慰まむ」(出典:落梅集(1901)〈島崎藤村〉壮年の歌)
 
 - ② 動物「しゃこ(蝦蛄)」の異名。
- [初出の実例]「海蝦〈略〉煮ときは淡紫色に変じて、石南花(しゃくなげ)色のごとし。故に、しゃくなぎと云」(出典:重訂本草綱目啓蒙(1847)四〇)
 
 
                                                          
     
            
		
                      
                    しゃく‐なげ【石南花・石楠花】
              
                        - 〘 名詞 〙
 - ① ツツジ属シャクナゲ亜属の植物の総称。ツツジ属のうち常緑で厚い葉をつけ、子房や葉に腺状鱗片のないものがこれにはいる。ヒマラヤなどには高木となるものもあるが、日本産のものはいずれも低木で、高さ四メートル以内がふつう。ツクシシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、ホソバシャクナゲ、キバナシャクナゲが日本に自生し、ツクシシャクナゲにはいくつかの変種がある。石南花・石南は中国産の別種の漢名を誤って用いたもの。しゃくなぎ。しゃくなんげ。しゃくなん。《 季語・夏 》 〔俳諧・誹諧初学抄(1641)〕
 - ② ツクシシャクナゲの変種ホンシャクナゲまたは、同種の別変種アズマシャクナゲの異名。
 - ③ 動物「しゃこ(蝦蛄)」の異名。《 季語・夏 》 〔本朝食鑑(1697)〕
 
                                                          
     
            
		
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    石南花 (シャクナゲ)
        
              
                        学名:Rhododendron metternichii var.hondoense
植物。ツツジ科の常緑低木,高山植物
                                                          
     
    
        
    出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
	
    
  
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