精選版 日本国語大辞典 「神崎神社」の意味・読み・例文・類語 こうざき‐じんじゃかうざき‥【神崎神社】 千葉県香取郡神崎(こうざき)町にある神社。旧県社。祭神は天鳥船命(あめのとりふねのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)。「三代実録」に小松神社としてみえる古社。国天然記念物の大クスは「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれている。子松神社。神崎大明神。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本歴史地名大系 「神崎神社」の解説 神崎神社こうざきじんじや 千葉県:香取郡神崎町神崎村神崎神社[現在地名]神崎町神崎本宿神崎本宿(こうざきほんじゆく)に鎮座する。旧県社。祭神は少彦名命・大己貴命など。古代には小松(こまつ)神社と称し、白鳳期に常陸と下総の国境にある大浦(おおうら)沼縁辺の二ッ塚(ふたつつか)より遷宮したという。「三代実録」元慶三年(八七九)四月五日条に小松神とみえ、従五位下に叙されている。中世には当社を含む一帯に神崎庄が設置されていた。同庄は摂関家領であったため(「吾妻鏡」文治二年三月一二日条)、当社は大明神と称し摂関家との結び付きが深く、摂関家政所下文をもって神主職が補任されていた(寛喜三年六月一日「近衛家政所下文」神崎神社文書)。また神事用途として田三六町・畠四町九段が設定されていたが、正元二年(一二六〇)三月一〇日の左衛門尉師時配分状(同文書)によると神崎大明神御領田畠として神崎庄内の惣領に田一三町五段・「畠壱町」、宮和田(みやわだ)に田九町一段・畠七段、小松に田四町六段・畠九段、上畠に田四町六段・畠一町、多賀(たか)(現下総町)に田三町一段・畠七段、青山(あおやま)(現同上)に田一町一段・畠三段が配分されていた。 神崎神社かんざきじんじや 鳥取県:東伯郡赤碕町赤崎村神崎神社[現在地名]赤碕町赤碕菊(きく)港の南東の小丘上にある。祭神は須佐之男命。かつては三宝大荒神・三穂大明神などと称したほか(「在方諸事控」など)、天乃神奈斐(あめのかんなび)神社を「中の宮」とよんだのに対し「東の宮」とも称した(赤碕町郷土誌)。幕末のものと推定される赤崎浦湊絵図(県立博物館蔵)には「荒神之森」がみえ、現在も「荒神さん」の名で親しまれている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
事典・日本の観光資源 「神崎神社」の解説 神崎神社 (鳥取県東伯郡琴浦町)「鳥取県民の建物百選」指定の観光名所。 出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報 Sponserd by