神田 松鯉(1代目)(読み)カンダ ショウリ

20世紀日本人名事典 「神田 松鯉(1代目)」の解説

神田 松鯉(1代目)
カンダ ショウリ

明治・大正期の講談師



生年
天保14年9月(1843年)

没年
大正10(1921)年4月27日

出生地
江戸・九段中坂下

本名
玉川 金次郎

別名
初名=神田 伯勇,前名=神田 小伯山,神田 伯山(2代目)(カンダ ハクザン)

経歴
15歳で初代神田伯山に入門、伯勇と名乗った。小伯山を経て、明治3年28歳の時、先輩を抜いて2代目伯山を襲名。37年松鯉と改名。60年間にわたって江戸芸能の精髄を伝え、「宋朝水滸伝」「大岡政談綱代問答」「幡随院長兵衛」などを得意とした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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