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秋野不矩 あきの ふく

美術人名辞典の解説

秋野不矩

日本画家。静岡県生。石井林響西山翠嶂に師事する。花鳥・人物画を得意とし、また昭和37年(1962)インドのビスババーラティー大学に客員教授として招かれたのを機に渡印をかさね、インドの文化・自然・庶民の生活などをテーマとして精力的な制作活動を行った。創画会会員。京都市立芸大名誉教授。京都市文化功労章・京都府美術工芸功労章受章。毎日芸術賞・京都美術文化賞受賞。静岡県天竜市名誉市民。文化功労者。文化勲章受章。平成13年(2001)歿、93才。

出典 (株)思文閣美術人名辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

秋野不矩 あきの-ふく

1908-2001 昭和-平成時代の日本画家。
明治41年7月25日生まれ。石井林響(りんきょう),西山翠嶂(すいしょう)に師事。昭和5年帝展に初入選。23年創造美術の結成に参加。37年から1年間インドに滞在,以後,インドを主題とした作品を制作する。京都市立芸大教授。創画会会員。平成11年文化勲章。平成13年10月11日死去。93歳。静岡県出身。静岡女子師範卒。本名はふく。作品に「砂上」「紅裳」など。

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大辞林 第三版の解説

あきのふく【秋野不矩】

1908~2001) 日本画家。本名ふく。静岡県生まれ。静岡県女子師範学校卒。石井林響・西山翠嶂に師事。1948年(昭和23)創造美術協会結成に参加。62年インドの大学に客員教授として招かれ、以後、インドの自然や人々の暮らしを題材にした作品を精力的に描いた。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

秋野不矩
あきのふく

[生]1908.7.25. 静岡,二俣
[没]2001.10.11. 京都
日本画家。本名ふく。 1926年静岡県女子師範学校卒業。 27年石井林響のもとで本格的な創作活動に入る。 31年『野を帰る』で帝展に初入選。 38年『紅裳』で新文展特選。 48年,日展,帝展,新文展の系列から離別して創造美術協会 (現・創画会) の結成に参画。生活感あふれる身の回りの人々を題材とした。 49年京都市立美術大学 (現・京都市立芸術大学) 助教授となり,51年上村松園賞受賞。 62年インドのビシュヌ・バーラティ大学に客員教授として1年間滞在したことがインドとの運命的な出会いとなった。 64年の『インド女性』をはじめ,インドの古典的な神秘性のなかに近代的な感覚を盛込んだ風物画を描いた。 78年京都市文化功労賞,81年京都府美術工芸功労賞を受賞。 99年文化勲章を受章。

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