本居宣長(もとおりのりなが)が和歌山藩主徳川治貞(はるさだ)に上呈した,古道論に立脚した政教論。「玉くしげ」別巻と同時に献上された。1787年(天明7)成稿。天明の飢饉を背景に,主君以下,家中に至る武家の奢侈を戒めて,分際を守るべきことをいい,武家の本分を重んじつつも,役用の少ない家中には農作を勧める。当時横行した強訴・一揆については,為政者の責任を問い,町人の富裕を犠牲にしてでも農民の困窮を救うべき仁政の実践を提訴する。「岩波文庫」「本居宣長全集」所収。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新