空茶(読み)カラチャ

デジタル大辞泉 「空茶」の意味・読み・例文・類語

から‐ちゃ【空茶】

茶菓子を添えないで、茶だけを人に出すこと。また、その茶。
[類語]日本茶緑茶グリーンティー煎茶玉露番茶ほうじ茶玄米茶碾茶てんちゃ抹茶碾き茶薄茶お薄濃い茶芽茶葉茶茎茶粉茶銘茶粗茶渋茶新茶出涸らし

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精選版 日本国語大辞典 「空茶」の意味・読み・例文・類語

からっ‐ちゃ【空茶】

  1. 〘 名詞 〙 「からちゃ(空茶)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「ようやく湯呑みに茶をくんで村長の前に運んできた。『からっ茶だがね』『うむ』」(出典:鬼怒川(1975)〈有吉佐和子〉一)

から‐ちゃ【空茶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 菓子がなくて茶だけ飲むこと。茶うけがなくて茶だけ出すこと。
  3. 出がらしの茶。

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