粗茶(読み)ソチャ

デジタル大辞泉 「粗茶」の意味・読み・例文・類語

そ‐ちゃ【粗茶】

粗末な茶。茶を人にすすめるときにへりくだっていう語。「粗茶ですが一服どうぞ」
[類語]日本茶緑茶グリーンティー煎茶玉露番茶ほうじ茶玄米茶碾茶てんちゃ抹茶碾き茶薄茶お薄濃い茶芽茶葉茶茎茶粉茶銘茶渋茶新茶空茶からちゃ出涸らし

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精選版 日本国語大辞典 「粗茶」の意味・読み・例文・類語

そ‐ちゃ【粗茶・疎茶・麁茶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 粗製の茶。品質の悪い茶。上等でない茶。
    1. [初出の実例]「家常の麤茶淡飯は、仏祖意句なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)家常)
    2. [その他の文献]〔黄庭堅‐四休居士詩序〕
  3. 茶を他人に進めるとき、へりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「麁茶(ソチャ)を献じまするによツて、五ツ時に御来駕を願ふといふ口上」(出典落語・をかべ(1899)〈六代目桂文治〉)

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普及版 字通 「粗茶」の読み・字形・画数・意味

【粗茶】そちや

粗末な茶。

字通「粗」の項目を見る

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