デジタル大辞泉
「窄める」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
つぼ・める【窄】
- 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]つぼ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 - ① 小さく狭くする。ちぢめる。すぼめる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
- [初出の実例]「ときどきまゆげをあげさげしてくちをつぼめて物を云くせ有」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉初)
- ② 開いていた傘を閉じる。
- [初出の実例]「かさをつぼめてゐすよりとびをり」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉九)
すぼ・める【窄】
- 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]すぼ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 すぼむようにする。広がっている口を狭くする。ちぢめる。また、「肩をすぼめる」などの形で、肩身のせまい思いをしたりするさまなどにいう。- [初出の実例]「舎利弗口をすぼめて息を出し給ふに」(出典:太平記(14C後)二四)
- 「春日の杜影に円い頭を窄(スホ)めて引っこんでゐた」(出典:茶話(1915‐30)〈薄田泣菫〉無学なお月様)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 