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管足 かんそくtube foot; ambulacral foot

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

管足
かんそく
tube foot; ambulacral foot

棘皮動物の歩帯の体壁を貫いて外部に突出する薄壁の細管。先端に吸盤があり,水管系内の体液で満たされる。水管系内の水の移動により,管足は自由に伸縮する。移動および摂食器官であるほか,呼吸器官感覚器官としての働きもある。

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デジタル大辞泉の解説

かん‐そく〔クワン‐〕【管足】

ウニ・ヒトデなどの棘皮(きょくひ)動物の体表から突出している細管。移動や摂食のほか、感覚・呼吸器官としての働きもする。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

管足【かんそく】

棘皮動物の体表に見られる多数の細い管。ウニのとげの間やヒトデの腕の下側に見られるもので,水管系に連なっていて,体液が管内に流入すると管足は伸び,先端の吸盤で他物に吸い着く。

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大辞林 第三版の解説

かんそく【管足】

棘皮きよくひ動物の体表から伸びる柔らかい細管。先端に吸盤があり、他物への吸着、移動および摂食活動をする。感覚器官や呼吸器官としても働く。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

管足
かんそく

棘皮(きょくひ)動物の体表から列をなして伸び出る細管で、体の移動、摂餌(せつじ)、呼吸、感覚などに用いられる。管の内部は体内の水管系とつながり、系内の水圧変化と管足壁の筋肉の働きによって伸縮・屈曲する。ウニ、ヒトデ、ナマコ類の多くは管足の先端に吸盤をもち、それを岩などに吸着させて体を支え、また体を片側に引っ張りながらはい進む。ウミユリとクモヒトデ類の場合は触手とよばれることが多く、体の移動には用いられない。ナマコ類の周口触手といぼ足、一部のウニ類の花紋えらは管足の変形物である。[重井陸夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の管足の言及

【足∥肢】より

…頭足類では口の周囲の筋肉がとくに発達するとともに分岐して蛇尾状に伸長し,吸盤を列生してはうとともに餌などを捕まえる働きもし,腕ともいわれる。棘皮(きよくひ)動物の管足は水管系の突出物で放射状に5帯に配列しており,先端が吸盤状になっていて,他物に吸着し体を保持・移動する。アメーバ類の仮足は随時形成される細胞体の運動方向への突出にほかならない。…

【棘皮動物】より


[形態]
 体は5放射相称になっていて,頭部に相当する部分がない。腹面に口があり,背面中央に肛門が開いていて,その間を管足がでている5歩帯と管足のない5間歩帯とが交互に並んでいる。ヒトデ類やクモヒトデ類は,歩帯の部分が自由に動く腕となって体が星形になったものであり,ウニ類は腕の部分が互いに密着して丸くなり,ナマコ類は口と肛門のあいだがのばされて長くなったものである。…

【ヒトデ(海星∥人手)】より

…はさみとげは細い柄の上に3個の強いつめをもち,これで皮膚を清潔にしたり,保護する働きをしている。 口から各腕の正中線に沿って深い溝が腕の先端までつづき,溝の中には2列または4列に管足が並んでいる。管足は筋肉質に富んだ中空の管で,先端が吸盤になっているが,砂泥地にすむスナヒトデやモミジガイでは管足がくさび形で,吸盤はない。…

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