篠ノ井線(読み)しののいせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「篠ノ井線」の意味・わかりやすい解説

篠ノ井線
しののいせん

長野県中央部から北部を走る東日本旅客鉄道の線路名称。塩尻(しおじり)―篠ノ井間66.7キロメートル、塩尻―松本間と田沢明科(あかしな)間のみが複線で(複線化率29.8%、2011年時点)、全線直流電化されている。松本盆地長野盆地を結び、新宿と名古屋から中央本線列車が乗り入れて、松本、長野に通ずる中央日本の幹線鉄道で、25‰(パーミル勾配(こうばい)が連続する急勾配線区である。1900~1902年(明治33~35)開業し、1964~1973年(昭和39~48)電化された。1987年、日本国有鉄道分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道に所属。

青木栄一・青木 亮]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「篠ノ井線」の意味・わかりやすい解説

篠ノ井線
しのノいせん

塩尻-松本-篠井と,長野県中部から北部を走り,松本盆地長野盆地を結ぶ鉄道。 JR東日本。全長 66.7km。ほとんどの列車が中央本線と直通運転を行う。 1902年全通,64~73年電化。

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