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米沢織物 よねざわおりもの

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世界大百科事典 第2版の解説

よねざわおりもの【米沢織物】

山形県米沢市,長井市,西置賜郡白鷹町一帯で生産される織物の総称。1598年(慶長3)に上杉氏の執政,直江山城守兼続が領主のとき,すでに真綿や紬の生産の実績があったという。1767年(明和4),藩主上杉治憲(鷹山)は藩政立直しのために殖産振興策を立て,長井地方に桑,コウゾチョマ(苧麻)の栽培を奨励した。76年(安永5)には越後の小千谷から縮師(ちぢみし)を呼び,製造所を作って家中の子女に技術を伝えさせた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

米沢織物
よねざわおりもの

山形県米沢市および周辺の地区で産出される織物の総称。江戸時代、安永(あんえい)・天明(てんめい)年間(1772~89)のころ藩主上杉鷹山(ようざん)の産業奨励策によって藩士の子女が養蚕・織製を行ったのに始まり、寛政(かんせい)年間(1789~1801)には博多(はかた)織、縮緬(ちりめん)、紬(つむぎ)(米琉(よねりゅう))、黄八丈、糸織、透綾(すきや)などを産するに至った。今日、米沢は東北第一の機業地で、化繊、洋服地なども多くつくられているが、伝統的なものとしては紬(長井紬、白鷹紬)、袴地(はかまじ)、お召や各種の紋織などが行われている。[山辺知行]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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