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細呂宜郷 ほそろぎごう

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百科事典マイペディアの解説

細呂宜郷【ほそろぎごう】

奈良興福寺領の河口(かわぐち)荘十郷の一つで,現在の福井県あわら市域にあたる。1287年の〈河口荘田地引付〉によれば細呂宜郷の総田数227町3反余,代官が直接収納する年貢538石余で,ほか絹・綿なども負担した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほそろぎごう【細呂宜郷】

中世の興福寺河口荘十郷の一つで,現在の福井県坂井郡金津町域。中世の史料によれば郷域の南は高塚,笹岡,西は柿原西方寺,東は宇根,北は吉崎,牛谷に及んでおり,室町期には東南部を上方,西北部を下方と称していた。1287年(弘安10)の〈河口荘田地引付〉には細呂宜郷の総田数227町3反230歩と記され,代官が直接収納する年貢は538石余で,そのほか絹,綿などの負担があった。郷には田頭(田堵)(たと)が年貢を請け負う九つの名があり,荘官として公文(くもん),政所(まんどころ),別当,専当(せんどう)が支配にあたっていた。

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