中世以降、「さよみ」の変化した「さいみ」の語形も見え、帷子(かたびら)に使われたり〔日葡辞書〕、近世には豆腐や酒のこし袋、夏ののれん、風呂敷、下僕の夏衣などに使われたり〔随・守貞漫稿‐三〇〕したところから、後世は古代と違ってかなり目の粗い麻布を指すようになったと思われる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...