コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

貲布/細布 サイミ

デジタル大辞泉の解説

さいみ【貲布/細布】

《「さよみ」の音変化》織り目の粗い麻布。夏衣や蚊帳(かや)などに用いた。
「財宝豊かなりけれども、衣裳には―の直垂(ひたたれ)」〈太平記・三五〉

さ‐よみ【貲布】

シナノキの皮を細く紡いで織った布。古くは調として上納された。後世は、粗く織った麻布をさしていう。さいみ。さゆみ。 夏》

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

さゆみ【貲布】

さよみ(貲布) 」に同じ。 「いかなれば恋にむさるるたくぬののなほ-なる人の心ぞ/夫木 33

さよみ【貲布】

〔「狭読さよみ」の意〕
カラムシの繊維で細かく織った布。奈良時代に調ちようとして上納された。のちには粗く織った麻布をいう。さいみ。さゆみ。さよみのぬの。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

貲布/細布の関連キーワード大化改新詔シナノキ奈良時代カラムシ夫木

今日のキーワード

天地無用

運送する荷物などに表示する語で、破損の恐れがあるため上と下を逆にしてはいけない、の意。[補説]文化庁が発表した平成25年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「上下を逆にしてはいけない」で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android