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緑化運動 りょっかうんどう

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大辞林 第三版の解説

りょっかうんどう【緑化運動】

植樹などにより国土の緑を豊かにする運動。植樹祭・緑の週間・緑の羽根募金などの取り組みがある。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

緑化運動【りょっかうんどう】

国土を森林でおおって自然の保護拡大を行おうという社会的な運動。森林の荒廃による,気候や治山治水の悪化防止,林産資源の枯渇・国民の精神生活の退廃などを防ぐのが本来の目的。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

緑化運動
りょっかうんどう

国土を緑の森林で覆って、荒廃地や裸地を残さないようにしようとする国民的な運動をいう。その発祥地はアメリカネブラスカ州で、森林が非常に少ないことに気づいた同州の開拓民が、毎年1日を植樹のための奉仕日と決めたことに始まる。1872年に第1回が行われ、その後運動の主唱者であった州知事の誕生日をアーバー・デーArbor Day(愛林日)として州の祝日に決めた。これがその後アメリカ各州、カナダ、世界各国に伝わり、各国で植樹祭などが行われることになった。わが国の緑化運動の出発点は、第二次世界大戦後の国土の荒廃地を緑化することにあった。1947年(昭和22)森林愛護連盟が結成され、その運動がスタートした。今日では、国民の生活環境保全をめぐる様相が大きく変化しており、緑化に対する要請はますます高まり、緑化運動も多種多様な取り組みが行われている。[笠原義人]

植樹祭

社団法人国土緑化推進機構と開催県の共催で、毎年4月から6月にかけて全国植樹祭が行われる。天皇・皇后両陛下のお手植えと参加者の記念植樹が行われるほか、緑化功労者、学校植林・緑化コンクール入賞校などの表彰がある。1950年に山梨県で第1回が行われた。[笠原義人]

みどりの月間

毎年4月から5月にかけて全国各地で、各県の緑化推進委員会などが推進母体となって行う緑化推進の月間。その中心は緑の募金運動であるが、国土緑化運動のポスターやパンフレットの配布、啓蒙(けいもう)運動、苗木・植木市の開催、緑の少年団の育成・研修なども行われる。また、昭和天皇誕生日の4月29日を1989年(平成1)「みどりの日」に改称(2007年より5月4日に変更。4月29日は昭和の日となる)。自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむことを目的とする国民の祝日であり、全国各地で自然とふれあうさまざまな行事が開催されている。[笠原義人]

緑の募金

1950年から始められた緑の羽根募金運動は、1995年(平成7)施行の「緑の募金による森林整備等の推進に関する法律」に基づいて、緑の募金国民運動として本格的に展開されるようになった。募金は2005年では24億円に達し、森林整備や緑化を行う民間の団体を支援している。[笠原義人]

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世界大百科事典内の緑化運動の言及

【国土緑化】より

…これらは現在も年中行事として続けられ,77年からは全国育樹祭も始まった。国土を緑で包む緑化運動は現在では世界的な規模で拡大しつつある。中近東から中国にかけて広がる砂漠地帯での森林造成運動,乱伐や焼畑によって荒廃した林地を復旧する東南アジアでの緑化運動は,世界の平和と発展のために必要であるとの認識も広まっている。…

※「緑化運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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