精選版 日本国語大辞典 「老緑」の意味・読み・例文・類語 おい‐みどり【老緑】 〘 名詞 〙 染色の一つ。青みのある濃い緑色。黄色に対して藍をやや多くまぜて用いる。松葉。老松。老竹。柚葉(ゆずは)色。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
色名がわかる辞典 「老緑」の解説 おいみどり【老緑】 色名の一つ。くすんで灰色がかった緑色。新鮮な明るい緑の美称として若緑という表現があり、その対語として成熟した緑をいう。マツ科マツ属、常緑針葉高木のマツの木が年輪を重ねて高齢となったものを老松ということから、老松のような老木の葉をイメージした色名との説がある。硯すずり、和服の文様などに用いられる。くすんだ鼠色などに重ねると、控えめな明るさを放つ。 出典 講談社色名がわかる辞典について 情報
[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「老緑」の解説 おいみどり【老緑】 三重の日本酒。酒名は、「伊勢物語」に登場する老津(現在の多気郡明和町大淀)の松の巨木「業平松」に由来。蔵元創業時から伝わる銘柄でやや辛口の普通酒。仕込み水は五十鈴川の伏流水。蔵元の「伊勢萬」は元禄15年(1702)創業。所在地は伊勢市宇治中之切町。 出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報