出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
明治末~大正期に勢力をもった文芸思潮。自然主義文学の現実志向に対し,美に最高の価値をおく。文体の華麗さや虚構性・感覚重視などが特徴。ボードレール,ワイルドなどの西欧世紀末思潮を背景に,官能性の偏愛やデカダンスへの傾斜をみせる。森鴎外・上田敏を理論的支柱とし,「三田文学」による永井荷風や,パンの会の木下杢太郎・北原白秋などが広範なジャンルにわたって活躍した。谷崎潤一郎も代表作家。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
…同年三木露風が《廃園》を出し,白露時代と並称された。北原白秋,木下杢太郎ら耽美派とよばれる詩人たちは《スバル》に拠って自然主義運動のあとに来るべき文学・芸術上の新思潮を準備した。《スバル》は指導者に森鷗外を仰ぎ,石川啄木,吉井勇その他多くの新進詩人,作家,劇作家らを擁した。…
※「耽美派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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