コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

股関節脱臼 こかんせつだっきゅう

4件 の用語解説(股関節脱臼の意味・用語解説を検索)

妊娠・子育て用語辞典の解説

こかんせつだっきゅう【股関節脱臼】

大腿骨(太ももの骨)の頭はボールのような形で、骨盤にはまっています。股関節脱臼とは、この大腿骨の頭が骨盤から外れた状態。骨盤側にはボール部分を受け止める蓋(ふた)(臼蓋(きゅうがい))がありますが、この臼蓋の発育が未熟なために起こることが多く、女の子に多いといわれます。早く発見して治療することで改善します。乳幼児健康診査(乳児健診)で医師が股関節の動きを慎重に調べるのはこのためです。おむつをあてるときや赤ちゃんを抱くとき、股を開いた状態にすることで予防できるといわれています。

出典|母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授)
Copyright(c) 2010 Mothers' and Children's Health and Welfare Association. All Rights Reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

こかんせつ‐だっきゅう〔コクワンセツダツキウ〕【股関節脱臼】

股関節に起こる脱臼。最も多いのは、先天性股関節脱臼

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

股関節脱臼【こかんせつだっきゅう】

先天性,外傷性,病的の3種に大別される。先天性股関節脱臼は乳児期にしばしば見られ,外傷性脱臼は墜落などにより強力な外力の加わることによって起こり,前方脱臼より後方脱臼のほうが多い。
→関連項目股関節

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

股関節脱臼
こかんせつだっきゅう

股関節の脱臼をいう。一般に単に脱臼といえば外傷性脱臼をさすが、先天性の脱臼は股関節にもっとも多くみられる。ほかに麻痺(まひ)性脱臼や病的脱臼も股関節に発生する。[永井 隆]

外傷性股関節脱臼

(かた)関節、肘(ひじ)関節に次いで頻度が高く、青壮年におこる。股関節は球関節であるが、臼部(関節窩(か))が深くて強い靭帯(じんたい)があるので、大きな外力が加わらないと脱臼しない。多くは後方に脱臼する。できるだけ早く整復しなければならない。全身麻酔を行って徒手整復するが、関節包が破れているので、整復後、数週間の固定が必要である。また早く体重をかけると、骨頭壊死(えし)や変形性股関節症をおこすことがあるので十分注意する。[永井 隆]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

股関節脱臼の関連キーワード大腿骨大腿大腿筋サイハイ腿骨大腿骨骨折脛大腿骨指数高齢者と骨折サイパッド大腿骨々折 (fracture of fumur)

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

股関節脱臼の関連情報