肩章(読み)ケンショウ

デジタル大辞泉 「肩章」の意味・読み・例文・類語

けん‐しょう〔‐シヤウ〕【肩章】

制服礼服などの肩につけて官職階級などを示すしるし。かたじるし。
[類語]バッジ記章略章帽章襟章勲章

かた‐じるし【肩章】

けんしょう(肩章)」に同じ。
「勲章、―、女服の飾などを」〈鴎外・文づかひ〉

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精選版 日本国語大辞典 「肩章」の意味・読み・例文・類語

かた‐じるし【肩章】

  1. 〘 名詞 〙 衣服肩先につける所属地位身分などを示すための記章。
    1. [初出の実例]「相印にかた印を一色付たそうなが、もみ立られてかた印がうっきれ」(出典:雑兵物語(1683頃)下)

けん‐しょう‥シャウ【肩章】

  1. 〘 名詞 〙 もと有爵者文武官軍人警察官などが制服の肩に付けた飾章。その形状様式によって官職、等級を表わす。現在は警察自衛隊で礼服につける。かたじるし。〔五国対照兵語字書(1881)〕

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