デジタル大辞泉 「胆振総合振興局」の意味・読み・例文・類語
いぶり‐そうごうしんこうきょく〔‐ソウガフシンコウキヨク〕【胆振総合振興局】

北海道庁の出先機関で、2010年(平成22)に、それまでの胆振支庁を改称・改組して設置された。組織体制および機能は地方自治法第155条に定める支庁と同格・同列で、とくに広域的な処理が効果をあげるような場合は、日高振興局(ひだかしんこうきょく)管内に係わる事務を所掌することができる。局所在地は室蘭市(むろらんし)。所管区域は北海道南部のは豊浦(とようら)、壮瞥(そうべつ)、白老(しらおい)、厚真(あつま)、安平(あびら)、むかわ、洞爺湖(とうやこ)の7町。その面積は2399.47平方キロメートル(一部境界未定)、人口6万0630(2010)。原則として市域は所管外であるが、室蘭、苫小牧(とまこまい)、登別(のぼりべつ)、伊達(だて)の4市を管轄下とする場合もあり、この4市域を含む面積は3698.00平方キロメートル(一部境界未定)、人口41万6289(2010)。
[編集部]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報