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胡蝶の夢 コチョウノユメ

デジタル大辞泉の解説

こちょう‐の‐ゆめ〔コテフ‐〕【××蝶の夢】

荘子が夢の中で胡蝶になり、自分が胡蝶か、胡蝶が自分か区別がつかなくなったという「荘子斉物論の故事に基づく》自分と物との区別のつかない物我一体の境地、または現実と夢とが区別できないことのたとえ。

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デジタル大辞泉プラスの解説

胡蝶の夢

司馬遼太郎の長編歴史小説。1979年刊行。

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大辞林 第三版の解説

こちょうのゆめ【胡蝶の夢】

〔荘子が、蝶となり百年を花上に遊んだと夢に見て目覚めたが、自分が夢で蝶となったのか、蝶が夢見て今自分になっているのかと疑ったという「荘子斉物論」の故事による〕
夢と現実との境が判然としないたとえ。
この世の生のはかないたとえ。 「春の夜のひと時、-の戯れに/謡曲・船橋」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

胡蝶の夢
こちょうのゆめ

夢と現実とがはっきりと区別できないこと、またその区別を超越できないことのたとえ。中国、戦国時代の思想家荘子が、蝶となった夢をみ、目覚めたのち、自分が夢のなかで胡蝶に変身したのか、胡蝶がいま夢のなかで自分になっているのか、と疑ったと伝える『荘子』「斉物論」の故事による。転じて、人生のはかないことのたとえともされ、「胡蝶の夢の百年目」ということばもあるが、これは、人生を振り返り、夢であったかのように思うこと、死期が迫ったことに驚いて後悔することのたとえとなっている。[田所義行]

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