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能登上布 ノトジョウフ

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デジタル大辞泉の解説

のと‐じょうふ〔‐ジヤウフ〕【能登上布】

能登縮(のとちぢみ)

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大辞林 第三版の解説

のとじょうふ【能登上布】

石川県能登地方で織られる上質の麻織物。能登縮。阿部屋縮。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

能登上布
のとじょうふ

能登縮(ちぢみ)または安倍屋(あべや)縮ともいわれ、能登地方一帯で生産されていた麻織物。現在では石川県鹿島(かしま)郡中能登(なかのと)町南部地域を中心に生産が続けられている。この北陸地方一帯は古くから麻の栽培が行われ、織物生産も一部に行われていたが、近世中ごろからとくに盛んになり、農家の副業として生産されてきた。現今の上布は原料がほとんどラミーからなり、平と縮のものがつくられ、白絣(しろがすり)、紺絣、縞(しま)、無地などに加工されている。絣糸の染め方に他地方と違う櫛押捺染(くしおしなっせん)の方法をとっているのが特徴である。現在、石川県無形文化財として技術保存されている。[角山幸洋]

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世界大百科事典内の能登上布の言及

【鹿島[町]】より

…国道159号線(旧七尾街道)が山麓に沿って走り,帯状に集落が発達する。基幹産業は繊維工業と農業だが,かつて隣接の鹿西・鳥屋両町とともに農家の副業として〈能登上布〉の生産が盛んで,後に〈八台織屋〉と称する家内工業が成立,現在の繊維工業の基盤となる。邑知潟平野は能登地方随一の米作地帯で,山間部では杉,アテ(アスナロ)などの良材を産出する。…

【上布】より

…〈上布〉の語は,献上,上納された布の意との説もあるが,江戸時代には上布,中布,下布などの呼称があり,糸の細いものを上布と呼んだ。日本に自生,もしくは植栽する苧麻(ちよま)(カラムシ,ラミー)や大麻から採った苧(お)を,細かく精良に手績(てうみ)した糸を経緯に使い織り上げたもので,越後上布宮古上布,八重山上布,能登上布等が歴史も古く有名である。上布は総じて細い糸を使うため軽くて通気性に富み,汗をかいても肌にべとつかず,夏季衣料の最高のものとされる。…

【鹿西[町]】より

…北西部は眉丈山系の丘陵地,南東部は邑知(おうち)潟低地帯で,町域南辺を石動(いするぎ)山に発する長曾川が西流し,川沿いにJR七尾線が通じる。中心の能登部(のとべ)は,手織麻織物の〈能登上布〉発祥の地である。上布生産は農家の副業として始まり,元禄年間(1688‐1704)に問屋制家内工業に発展した。…

※「能登上布」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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