覚せい剤や大麻と同様の作用がある化学物質を人為的に添加した薬物。植物片などに混ぜたものが脱法ハーブと呼ばれる。粉末や液体の製品もあり、お香などと称して店舗やインターネットで販売されている。厚生労働省は、個々の物質ごとに人体への作用を確認した上で、薬事法の指定薬物として規制してきた。2013年からは、成分構造が似た物質をまとめて規制する包括指定を導入し、取り締まりを強化したが、構造の一部を変えた物がすぐに出回り、いたちごっこが続いている。
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