コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

腺熱 センネツ

4件 の用語解説(腺熱の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

せん‐ねつ【腺熱】

リンパ節の腫(は)れ・発熱を示す病気。腺熱リケッチア症伝染性単核症がある。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

せんねつ【腺熱 glandular fever】

以前は伝染性単核細胞症infectious mononucleosisと同意語とされてきたが,伝染性単核細胞症はEBウイルスを病原とする疾患ということが明らかにされるとともに,腺熱は,腺熱リケッチアRickettsia sennetsuが病原体である腺熱リケッチア症を指す病名となってきた。両者は臨床像がきわめて類似する。腺熱は国内とくに九州で発生する地方病で,外国にはない。感染経路媒介動物などの疫学的研究は進行していない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

腺熱
せんねつ

伝染性単核球症」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

腺熱
せんねつ

いくつかの異なった病原体による急性感染症で、発熱、全身のリンパ節腫脹(しゅちょう)、異型リンパ球を含む単核細胞(リンパ球)の増加を主徴候とする一つの症候群とみなされている。このうち、病原体の確認された腺熱リケッチアによる腺熱リケッチア症(日向(ひゅうが)熱や鏡熱など)とEBウイルスによる伝染性単球増加症は、腺熱症候群から区別されている。[柳下徳雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の腺熱の言及

【伝染性単核細胞症】より

…IMと略記し,伝染性単核球増多症ともいう。腺熱と似た症状を呈するが,リケッチアによる腺熱とは異なり,病原体はEBウイルスが最も重要と考えられている。多くは経口感染により伝播し,潜伏期は4~7週,若年男女に多く,発熱,リンパ節腫張(頸部に最も著しい),咽頭痛を3主徴とする。…

【リケッチア】より

…新たな人間が感染するのは,シラミの吸血刺口をかいた傷口から,糞の一部が侵入するためである。 ヒトに病原性を有するリケッチアは,発疹チフスのリケッチアを含めて11種が知られており,発疹熱,ロッキー山紅斑熱,北アジアダニチフス,ブートン熱,クインスランドダニチフス,リケッチア痘,恙虫(つつがむし)病,Q熱塹壕(ざんごう)病および腺熱である。 恙虫病は,リケッチア・オリエンタリスR.orientalisによってひき起こされ,秋田,山形,新潟地方で古くから知られていた死亡率の高い疾患で,ツツガムシによってヒトに伝播される。…

※「腺熱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone