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膵蛭 スイテツ

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デジタル大辞泉の解説

すい‐てつ【××蛭】

吸虫綱の寄生虫。体長10~18ミリ。牛・羊・山羊(やぎ)などの膵管に寄生し、人に寄生することもある。

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大辞林 第三版の解説

すいてつ【膵蛭】

扁形動物吸虫綱の寄生虫。牛・豚・羊などの膵管すいかん・胆管に寄生し、まれに人体にも入る。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

膵蛭
すいてつ
[学]Eurytrema pancreaticum

扁形(へんけい)動物門吸虫綱二生亜綱二腔吸虫(にせいあこうにこうきゅうちゅう)科に属する寄生虫。膵吸虫ともいう。日本(東北地方以南)を含む東アジアや南アメリカのウシ、ヒツジ、ヤギ、スイギュウ、ブタなどの膵管に寄生する。成虫は薄い木の葉状、生時は赤色で、体長1~2センチメートル、体幅5~9ミリメートル。
 卵は宿主の糞便(ふんべん)とともに排出され、第一中間宿主のオナジマイマイやウスカワマイマイに食べられ、その消化管内で孵化(ふか)してミラシジウムとよばれる幼虫となり、スポロシストを経て多数のセルカリアを生じ、貝の呼吸孔から外界に出る。セルカリアは第二中間宿主のササキリ(直翅(ちょくし)目の昆虫)に食べられ、その体腔(たいこう)内で袋に包まれてメタセルカリアになる。感染ササキリは草といっしょにウシなどの固有宿主に食べられる。固有宿主の腸内で袋から出た幼虫は膵管に入って成虫になる。メタセルカリアが固有宿主に感染して成虫になるまで約100日を要する。少数寄生では無症状のことが多いが、多数寄生すれば膵管の肥厚や栄養障害をおこす。日本には本種よりもやや小さい小形膵蛭E. coelomaticumも分布(関西地方以南、八丈(はちじょう)、隠岐(おき)、佐渡(さど)などの島嶼(とうしょ))する。[町田昌昭]

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