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臼砲 きゅうほうmortar

翻訳|mortar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

臼砲
きゅうほう
mortar

初速が小さく,砲身に大きな射角を与えて,近距離射撃を行う曲射砲。大重量の弾丸曲射弾道をとって発射される。大型のものは中世以来要塞攻撃に使用されてきた。携帯可能なものは 20世紀の標準的な歩兵兵器として,特に塹壕や山地で用いられる。用途によって要塞砲攻城砲迫撃砲などに分れる。

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デジタル大辞泉の解説

きゅう‐ほう〔キウハウ〕【臼砲】

口径に比して砲身が短く、射角が大きい火砲

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百科事典マイペディアの解説

臼砲【きゅうほう】

砲身長が口径の12〜13倍以下の短い火砲。弾丸初速は小さく,大重量の弾丸を用いて,大きな射角で近距離射撃を主とする。援護物内の人馬殺傷,掩蔽(えんぺい)陣地や要塞(ようさい)の破壊などを目的とし,用途により要塞砲,攻城砲,迫撃砲などに区別される。
→関連項目曲射砲大砲榴弾砲

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大辞林 第三版の解説

きゅうほう【臼砲】

砲身が短く射角の大きい近距離用火砲。遮蔽しやへい物の陰や反対斜面の射撃に適する。

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世界大百科事典内の臼砲の言及

【大砲】より

…17~18世紀には大砲の構造の統一・画一化が推進された。この時期に山砲,野砲,要塞砲等の使用目的による区別が生まれ,砲身長と弾道に応じてカノン(加農),榴弾,臼砲の基本的分類がはじめてなされた(図2)。19世紀後半になって,14世紀以来の弾丸を砲口から装塡する前装式滑腔砲から後送式旋条砲に改革された。…

※「臼砲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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