芥屋の大門(読み)けやのおおと

日本大百科全書(ニッポニカ) 「芥屋の大門」の意味・わかりやすい解説

芥屋の大門
けやのおおと

福岡県糸島市(いとしまし)志摩(しま)地区西部、糸島半島北西にある海食洞。高さ64メートルの大門崎(おおとざき)の北面玄武岩柱状節理を示す絶壁をなし、その下方に高さ8メートル、幅10メートルの海食洞の入口がある。奥行90メートル、観光船で40メートルまで入れる。JR筑前前原(ちくぜんまえばる)駅から芥屋までバス30分。芥屋漁港から観光船が就航している。1966年(昭和41)国の天然記念物に指定され、玄海(げんかい)国定公園に属する。

[石黒正紀]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

事典・日本の観光資源 「芥屋の大門」の解説

芥屋の大門

(福岡県糸島郡志摩町)
福岡県文化百選 名勝・景観編」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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