ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「糸島市」の意味・わかりやすい解説 糸島〔市〕いとしま 福岡県北西部,玄界灘に臨む市。脊振山地北斜面から糸島半島の西半分を占め,西方に浮かぶ姫島を含む。南で佐賀県に接する。2010年前原市,二丈町,志摩町の 1市2町が合体。『魏志倭人伝』に記された伊都国の所在地とされる。中心集落の前原は,古くは福岡と唐津を結ぶ街道の宿場町,市場町として発展。周辺の農村部では,米作や野菜,イチゴ,ミカンなどの栽培が行なわれる。沿岸漁業やタイの養殖も盛ん。福岡市に接し,同市への通勤者が多い。国指定史跡の雷山神籠石,怡土城跡,志登支石墓群,釜塚古墳,曽根遺跡群,一貴山銚子塚古墳,新町支石墓群があり,海食玄武洞の芥屋ノ大門は国の天然記念物に指定。市域の一部は玄海国定公園,脊振雷山県立自然公園に属する。JR筑肥線,国道202号線,西九州自動車道が通る。面積 215.70km2。人口 9万8877(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「糸島市」の解説 糸島市いとしまし 2010年1月1日:前原市と糸島郡志摩町・二丈町が合併し、糸島市と改称⇒【志摩町】福岡県:糸島郡⇒【二丈町】福岡県:糸島郡⇒【前原市】福岡県 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by