台湾東部にある人口約30万人の都市。花蓮県にはアミ族、タロコ族など少数民族が多い。花蓮市の近くには険しい断崖などが見られる景勝地、太魯閣(タロコ)渓谷があり、花蓮市は東部観光の拠点となっている。市内には日本統治時代の旧日本軍官舎を修復して保存した「将軍府」もあり、日本人観光客も多い。(共同)
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台湾の中東部にある、台湾東部最大の港湾都市。花蓮県の県庁所在地。少数民族アミ族の本拠地である。花蓮港は台湾の三大良港の一つで、周辺に大理石の山が多く景観が優れている。台湾東部の交通の要衝で、蘇花(そか)公路、中部横貫公路、北廻(ほっかい)鉄道、東部鉄道などが通じる。米、砂糖、パイナップル(缶詰)などの農産物のほか、東部開発の拠点として、セメント、肥料、木材、大理石などの産業が発展している。
[劉 進 慶]
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