英才・穎才(読み)えいさい

精選版 日本国語大辞典 「英才・穎才」の意味・読み・例文・類語

えい‐さい【英才・穎才】

〘名〙
① すぐれている才能。また、それをもつ人。秀才
※本朝麗藻(1010か)上・清夜月光多〈一条天皇〉「席上英才露謄、由来諷諭附詩能
読本春雨物語(1808)天津処女「嵯峨のみかどの英才、君としてたぐひなければ」 〔孟子尽心
② すぐれた家柄英雄。栄材。
※金刀比羅本平治(1220頃か)上「当家させる英才にあらね共」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android