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荒原 コウゲン

3件 の用語解説(荒原の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

こう‐げん〔クワウ‐〕【荒原】

荒れ果てた野原。荒野。
植物群系の一。気候条件などが厳しく、特定の植物がまばらにしか生育できない所。乾荒原(砂漠)・寒地荒原(ツンドラなど)・海岸荒原(砂丘)などに分けられる。

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

こうげん【荒原 desert】

過度の乾燥・低温など環境条件が植物の生育に不適なため,植物被覆が連続せず荒れ果てた土地。植生の相観は優占種の生活形や植物体密度などによって決まるが,植生を相観に基づいて分類した時の単位が群系であり,荒原というのはいくつかの群系をまとめた総称(群系族)の一つで,森林や草原と同列のものである。砂漠・高山・極地方を中心に地球上の陸地面積の約3分の1を占める。よく用いられるリューベルE.Rübelの群系分類では,荒原は乾燥・寒冷・海岸・移動・岩上・岩隙(がんげき)の各荒原に細分されている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

こうげん【荒原】

あれはてた野原。荒野。
植物群系の一。乾燥・低温などの悪条件によって植物が生育しにくく、種類・密度とも非常に少ない。砂漠・ツンドラ・海岸荒原・岩質荒原・硫気植物荒原など。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の荒原の言及

【砂漠】より

…乾燥地域と同じ意味に使用されることもあるが,一般的には乾燥地域のうち,より乾燥した部分に使用されている。英語desertはラテン語のdesero(見捨てる)に由来するもので〈見捨てられた土地〉という意。その範囲は現在,最も広く引用されているメグズP.Meigsの乾燥地域分布図のうち,極乾燥地域と乾燥地域(狭義の)に相当する。…

【相観】より

…世界的にみれば,気候が変われば相観は変わる。東アジアのような湿潤地域での熱帯から寒帯へという温度変化に伴っては,巨大高木を含めて3層の高木層をもち優占種がない常緑の熱帯多雨林,巨大高木層のなくなる亜熱帯多雨林,優占種が目だつ暖温帯常緑広葉樹林(照葉樹林),冷温帯落葉(夏緑)広葉樹林,亜寒帯針葉樹林,寒帯荒原(ツンドラ)へと移行する。熱帯での湿潤から乾燥へという変化に伴っては,熱帯多雨林,乾季に上層木が落葉する半常緑熱帯多雨林,全体が落葉する熱帯季節(雨緑)林,樹木を混じえた熱帯草原(サバンナ),とげ低木の生育する半砂漠,短命草本が出現する砂漠へと移行する。…

※「荒原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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