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薬剤学 やくざいがくpharmacy; practical pharmacy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

薬剤学
やくざいがく
pharmacy; practical pharmacy

薬学の一分野。医薬品が人体に投与される場合の最終形態である製剤ないしは剤形をつくり,それを患者に投与するための学問である。すなわち製剤,調剤学理と技術を対象としており,特に薬剤をつくることに重点をおく場合に製剤学,薬剤を投与することに重点をおく場合に調剤学という。薬剤学は薬品管理をも包含している。

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世界大百科事典 第2版の解説

やくざいがく【薬剤学 pharmaceutics】

医薬品の製造・加工から患者への投与に至る広い範囲にわたる領域を扱う薬学の一分野。製剤学ともいう。ヒトや動物の病気の治療や予防に用いられる医薬品は有効成分がそのままの形で用いられることはまれで,使用に適した形にして用いられるのが普通である。この〈使用に適した形〉にすることを製剤加工といい,製剤加工したものを剤形と呼ぶ。その種類は,錠剤,注射剤,座剤,軟膏剤,チンキ剤トローチ剤等,日本薬局方に規定されているものだけで27種類もある。

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世界大百科事典内の薬剤学の言及

【薬学】より

…(1)生薬学,天然物化学 天然の動植物などから,医薬品の開発,利用などについて研究する分野。(2)薬剤学 製剤学ともいい,薬品の製造加工から患者への投与までの過程での諸問題を扱う分野。(3)薬理学 生体と薬物学とのかかわり合いについて研究する分野で,薬物学,薬品作用学,薬物動態学などからなる。…

※「薬剤学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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