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虎門寨追加条約 こもんさいついかじょうやく Hu-men-zhai zhui-jia-tiao-yue; Hu-mên-chai chui-chia-t`iao-yüeh

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

虎門寨追加条約
こもんさいついかじょうやく
Hu-men-zhai zhui-jia-tiao-yue; Hu-mên-chai chui-chia-t`iao-yüeh

中国,広州の虎門寨で 1843年 10月8日 (清,道光 23年8月 15日) 調印された英清南京条約の追加条約。輸出入税率,通商章程,イギリス商人の開港場における貿易,居住に関する事項など 17条から成る。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大辞林 第三版の解説

こもんさいついかじょうやく【虎門寨追加条約】

1843年、英・清間で調印された南京条約の追加条約。領事裁判権・輸出入税率・通商章程・最恵国待遇条款などが規定された。虎門寨は、広州の珠江河口の要塞。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

虎門寨追加条約
こもんさいついかじょうやく

1843年10月、中国、広州の虎門寨で、清(しん)国とイギリスの間に調印された清英南京(ナンキン)(江寧(こうねい))条約の追加条約。輸出入税率、通商章程のほか、イギリス人が開港場で「妨害または拘束を受けることなく居住し……土地家屋を建築、賃貸する」権利(租界の始め)、開港場におけるイギリス軍艦配置の権利、とくに最初の一方的最恵国待遇条項の規定(「諸外国の臣民または人民のいずれかに対し、特権または免除をさらに増加して専与するときは英国臣民も同一の特権および免除を均霑(きんてん)享有すべし」)を含み、以後の清米望廈(ぼうか)条約、清仏黄埔(こうほ)条約の原型となった。[小島晋治]

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世界大百科事典内の虎門寨追加条約の言及

【南京条約】より

…南京条約では,(1)広州,福州,厦門(アモイ),寧波(ニンポー),上海の5港を開放して商埠とし,イギリス人の居住・交易を許可すること,(2)香港の割譲,(3)アヘンの賠償,公行商人の債務,戦費の賠償として計2100万ドル(広州贖城費600万ドルは別計算)の支払い,(4)関税率を相方の合意に基づいて協定すること,(5)開港場における領事の駐在,(6)公行制度の廃止,などが規定された。引き続き,南京条約の補足,追加条約である43年7月の五口通商章程および海関税則において,領事裁判権,従価5%の輸出入税,が明記され,これらをも含めた追加条約である同年10月の虎門寨追加条約において,(1)片務的最恵国条款,(2)外国軍艦の中国海港常駐,(3)開港場におけるイギリス人の土地租借および住居建築が認められた。この土地租借規定を根拠として,11月に上海道台宮慕久と初代イギリス領事バルフォアG.Balfourとが永代借地法を定め,のちに設置される外国租界の先駆となった。…

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