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被害者補償 ひがいしゃほしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

被害者補償
ひがいしゃほしょう

犯罪の犠牲となった被害者に対する公的救済方法の一つ。犯罪被害者補償ともいう。犯罪による被害者ないし家族が実際上,損害賠償を受けられず,悲惨な事態にあるのを救済するため,国が加害者に代わって損害を填する制度。日本でも,通り魔的犯罪や無差別殺人を契機に立法化が叫ばれていたが,1980年に通り魔的事件の被害者ないしはその遺族に国が補償金を支給する犯罪被害者等給付金支給法 (昭和 55年法律 36号) が制定された (1981.1.1.施行) 。この法律は,人の生命または身体を害する故意の犯罪により不慮の死を遂げた者の遺族または重傷害を受けた者に対し,国が給付金を支払うことを定める。 (→犯罪被害者等基本法 )

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世界大百科事典 第2版の解説

ひがいしゃほしょう【被害者補償】

人の生命または身体を害する犯罪行為により,不慮の死を遂げた者の遺族または重い障害を受けた者に対し,国が給付金を支給する制度。〈犯罪被害給付制度〉ともいう。最近まで日本にはこのような制度がなかったが,従来の法制度の下では,通り魔的な殺人,傷害,爆弾事件等の被害者やその遺族に対する民事上の損害賠償による救済が,加害者の無資力や不明等により,ほとんど機能しておらず,労働災害自動車事故等の補償に比べて不均衡を生じていたこと,および刑事司法制度自体には被害者の救済につき格別の考慮をはらうところが乏しかったという事情があった。

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大辞林 第三版の解説

ひがいしゃほしょう【被害者補償】

被害者の被った損害を補塡ほてんすること。
犯罪行為によって死亡・重障害が生じた場合に、国が本人または遺族に一定の給付金を支給すること。

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