もとは「見証」と書いたか。「見所 ケンジョ」は、「温故知新書」や文明本、弘治二年本、永祿五年本などの節用集に見えるが、「名目抄」にいう「ケンショウ」の短呼に伴う当て字の定着したものと考えることもできる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…また庭上には猫搔(ねこがき)というわらで編んだむしろを敷いて風雨にそなえた。出場者は鞠足と野伏(のぶし)と見証(けんしよう)であり,鞠足は8人を普通とし,それぞれ木の下に2人ずつ配置される。野伏は鞠足の補助にあたり,見証は鞠足の行動や鞠の状態の監視をする。…
※「見証」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」