デジタル大辞泉
「諷誦」の意味・読み・例文・類語
ふ‐じゅ【×諷×誦】
1 経文や偈頌を声をあげてよむこと。また、暗誦すること。ふうじゅ。
「御―行はせ給ひける時」〈拾遺・哀傷・詞書〉
2 「諷誦文」の略。
ふう‐しょう【×諷×誦】
[名](スル)声をあげて読むこと。そらんじてうたうこと。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ふ‐じゅ【諷誦】
① 経文または
偈頌(げじゅ)を声をあげてよむこと。
※
新儀式(963頃)四「先於
二諸寺
一被
レ修
二諷誦
一」 〔
無量寿経‐上〕
ふう‐しょう【諷誦】
〘名〙 声をあげて読むこと。そらんじてうたうこと。
※
家伝(760頃)下「諷誦之声、洋洋盈耳」 〔
東方朔‐答客難〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「諷誦」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
諷誦 ふうじゅ
?-? 平安時代中期の刀工。
安房の孫,猛房の子という。永延-正暦(しょうりゃく)(987-995)のころの人。陸奥(むつ)舞草(もくさ)(岩手県)の鍛冶集団の刀工で,一説に名刀小烏丸の作者ともいう。風数と同一人物という説や出羽(でわ)月山派の一族という説などがある。名は「ふうしょう」ともよむ。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例