デジタル大辞泉 「車前子」の意味・読み・例文・類語 しゃぜん‐し【車前子】 オオバコの種子。漢方で消炎・利尿・鎮咳ちんがい剤などに用いる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「車前子」の意味・読み・例文・類語 しゃぜん‐し【車前子】 〘 名詞 〙 オオバコの種子。健胃剤、利尿剤などに用いる。[初出の実例]「五淋散に桑寄生、車前子、木通加、三包遣了」(出典:言経卿記‐天正一四年(1586)五月一四日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「車前子」の解説 しゃぜんし【車前子】 漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。オオバコ科オオバコの種子を乾燥したもの。アウクビンなどを含み、鎮咳(ちんがい)、去痰(きょたん)、消炎、解熱、利尿などの作用がある。排尿困難、頻尿(ひんにょう)に効く牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、頻尿、排尿痛に効く五淋散(ごりんさん)、尿道炎、膀胱(ぼうこう)炎に効く清心蓮子飲(せいしんれんしいん)などに含まれる。 出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「車前子」の意味・わかりやすい解説 車前子しゃぜんしplatago seed 局方収載の生薬の一つ。非サポニン性の去痰薬。原植物はオオバコ科のオオバコの種子で,1日5~10gを煎剤として用いる。成分としてアウクビンおよび多量の粘液を含む。鎮咳,去痰,止瀉,利尿作用を有する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「車前子」の意味・わかりやすい解説 車前子しゃぜんし →オオバコ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の車前子の言及 【オオバコ】より … 若葉はゆでて水にさらすと食用になる。生薬ではオオバコの種子を車前子,全草を車前草という。車前子は多量の粘液およびビタミンA,B1を含む。… ※「車前子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by